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15年前の日本のエネルギー開発

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1996年12月号のWIREDに「クリーンエナジーを我らに」という特集があり、

今、あらためて読んでみるとなかなか興味深い。

次世代エネルギー開発として、NTTが太陽光発電に取り組んでいるという話題。

記事の中に、スマートグリッドという言葉は無いものの、

1996年時点でほぼ同じ仕組みについて語られていることに少々驚いた。

「情報とエネルギーは同じものだと考えています。

   …現在はコンピュータ端末自体が独立して、ネットワークで結ばれつつある。

  すると、大型コンピュータはなくなって、端末同士がそれぞれ繋っていくようになる。

  エネルギーも同じことです。

  ネットワークを流れる情報をそのままエネルギーに起き変えれば、同じことが言えるのです。

  …こういうものをコントロールしていけば、適切なエネルギーの使い方を導き出せます。

  それはエネルギーのインターネットです。」

しかし、さらに興味深いのは、

「太陽光発電所が増えると、50年後には原発の必要性は低くなるかもしれないでしょうね。」

という質問に対し、NTTは、

「可能性の議論としては、いろいろあるでしょう。

  仕事をする立場から観ると、必ず段階があると思います。

  … 産業界にいると、その立場を含めて、自分という個人の考え方を産業自体にどう調和させていけるかという問題があります。

  だから、できるだけ(産業界と)調和しながら、自分の満足できるような仕事をすべく努力するというのが、我々の現在行っていることだと思うのです。」

という回答。なるほど「産業界との調和」つまり原発推進ですな。

15年前、 日本はクリーンエネルギーについての開発研究は最先端をいっていたのかもしれないけれど、現在までに、その技術で社会インフラを構築するまでは至らなかったと。

非常に残念なことであるな〜。

 


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